■応募規定 (
公式ホームページ)
〔長編〕=ワープロ原稿の場合80~150枚。縦書き。
※1枚=40文字×34行
大賞 = 正賞+副賞 300万円
最優秀賞 = 正賞+副賞 100万円
優秀賞 = 正賞+副賞 50万円
佳作賞 = 正賞+副賞 10万円
チャレンジ賞 = 合計6万円
締切日
第一期予備審査:06月30日(当日消印有効)
第二期予備審査:09月30日(当日消印有効)
第三期予備審査:12月31日(当日消印有効)
第四期予備審査:03月31日(当日消印有効)
■詳細
ライトノベル新人賞にしては珍しく年四回の応募を受け付けている。しかも選考結果に関係なく評価シートが貰える。返却用の封筒を送付する必要もない。
簡単に評価シートを貰うことができるため応募者が増加し、第一~四期予備審査を合算すると1000を突破した。電撃大賞の次に小説の応募が多い賞である。
※第08回は一次~四次予備審査を合わせると、ついに2000を突破した
初めて賞に応募する人や、自分の実力を知るために評価シートが欲しい人にオススメの賞だ。しかし2011年の第08回から評価シートが改悪された。今までは結果に拘わらず簡単な評価コメントが付いたが、一次選考通過以上の作品のみとなってしまった。
あまり役に立たなくなってしまったので、一次選考通過できる自信が無ければ他の賞に投稿した方がいいだろう。
第10回から賞をプチリニューアルをした。
まず一次通過がメールではなく、ホームページに掲載されるようになった。
そして三次選考を通過された応募者については、MF文庫J編集部にご招待し、直接アドバイスを受けられる。しかも遠方の方なら交通費・宿泊費は編集部が負担してくれる。
三次まで残るのは至難の業だが、実力がある人は狙ってみて欲しい。
2016年の第13回から大幅リニューアルを行う。その特徴は大きく分けて四つ。
一つ目はWebでの応募が可能になった。特に目新しい要素では無いので、説明は省略。
二つ目は300万円が貰える大賞が新しく増えた。だが大賞の説明にはこう書いてある。
最優秀賞該当作が、特に抜きんでて優れていると認定された場合、最優秀賞にかわって授与
つまり大賞が出た場合は、最優秀賞が無くなるのだ。
しかもMF文庫Jライトノベル新人賞は、優秀賞を複数受賞させることがほとんどない。
※例外は第03回のみ。しかも優秀賞の数が二作品で、最優秀賞は該当作品無しとなっている。
年四回の締切があり投稿作品数が多い新人賞ではあるが、
大賞(最優秀賞)、優秀賞がそれぞれ一作品ずつしかでないのだ。
賞金目当てであれば、少し厳しい賞だと言わざるを得ない。
三つ目はチャレンジ賞の新設
出版の確約はないが、担当編集者が付き活動支援費として計六万円も貰える。
受賞に一歩届かないぐらいの実力の人ならば、狙ってみるのも面白いだろう。
四つ目は評価シートの改善
一次選考落選したときに、審査員からのコメントが再び付くようになった。
しかも審査員の一人一人が20項目に点数を付けてくれるようになった。
二次選考を通過すると、なんと四人の審査員から点数とコメントを貰えるようになった。
評価シートに関しては、ライトノベル新人賞の中ではトップクラスに入ると思う。
■評価シート あり 投稿者の封筒送付 無し
選考結果に関わらず投稿者全員に評価シートが届く。
カテゴリーとして下記の五つに分類される
・キャラクター
・ストーリー
・世界観、アイデア
・構成
・文章力
一つのカテゴリーに小項目が四つあり、計20項目が個別に1~5段階で評価される。
そして審査員のコメントとして、良かったところ・悪かったところ・アドバイスが貰える。
通過すればするほど審査員の数が増える。
---第十二回までの評価シート---
カテゴリーとして下記の五つに分類される
・キャラクター
・ストーリー
・世界観、アイデア
・構成
・文章力
さらに小項目が32個あり、個別にA~Eの五段階で評価される。
そして最期に総合評価が記載される
---第七回までの評価シート---
一枚目
上部に投稿した作品のタイトルやペンネームが印字される
下部には評価コメントが記載される
※特に優れている部分のコメントは太文字になる
二枚目
作品の個別評価が記載されている
項目
・キャラクター
・ストーリー
・世界観、アイデア
・構成
・文章力
をA~Eの五段階評価。項目内に小項目があり、評価が高い場所は○、評価が悪い場所は×が印字される。